友人とサイクリング散策に出る。
火曜日の約束が、気紛れな季節の変わり目の雨の為、金曜日に延期。
けれど、嬉しいくらいの青空で心弾む♪

しかし、実は徹夜明け。
久々の遠出サイクリングに浮かれたのか、読みかけの本が面白く続巻まで進めてしまった為か
一睡もせずの出発。
電車では片道20分の距離。少し急いだからか40分強で到着。
途中、コンビニのお結びをパクつきながらの珍道中・・・^^;
或る日晴れの日
久し振りの青空を仰ぐ。
駅舎上の鳩の影を追いつつ、
ぼんやりと日向ぼっこ
始りと終りの場所/朝

大好きな路面電車^^
色々な車体にワクワクしながら見送る。
友人を待つ間、駅前の日当たりの良いベンチで鳩を眺めながらウトウト...

山越えて 木の子/もこもこ^^ 紅玉 木の子/白産毛の群れ
何の実? 木の子/群れ笠 宗箇山より 木の子/入道
綿星 友人の案内で先ず向かったのは、三滝寺。
山裾に在り、一番体力を消耗するからとの考慮かららしい(笑)
自転車を停め、徒歩で移動。

水の音に引かれて奥へ進み、三滝寺へ到着。
和歌山から移設された仏塔に挨拶後、山を登る。
・・・ここからが、思った以上の散策となる(笑)
昨日迄降った雨でにしっとりとなった枯葉を踏み締めて進む。
街中とは確実に違う、濃密な空気。
色々な茸や植物を見付けては、カメラに収めて悦に入りつつの道行。
其処此処に春の訪れを感じ、自然に顔が綻ぶ。

往路:1.1kmを登り切り、眼下に広がる世界を楽しむ。
地図に疎いのでよく分からないが、切れ切れの雲間から零れる陽光を
浴びる瀬戸内海の島々と広島の街を臨める景色を堪能^^
これだけでも此処まで大汗を掻いて来た甲斐があった(笑)

復路:1.9kmは緩やかな下り道。
竹林の静かに揺れる音に耳を澄ませ、深呼吸。
呼吸も整い、ゆったりとした気持ちで寺へ戻る。
竹林抜けて

道案内 春花ひとつ 山之辺 睦み
淡い春の微睡 子守阿 陽だまりにて 見上げ吽
隠居生活 憩い茶屋 散策後の一服 鎮め火
恵み/清水 静かなる動 翡翠の瞳 喧嘩中・・・
このお寺さんは、実に様々な仏像があり驚かされる。
案内役の友人曰く、原爆後各所から集められた故ではないかとの事。

不思議と落ち着く空間で、幾度と無くシャッターを押してしまう。
みな、表情が穏やかに見える^^
清冽な水の流れ、それを含んで青々とした苔や羊歯、緑豊かな山に抱かれたお寺。
空気が澄んでおり、とても居心地が良い。

冷たい水を一杯頂き、ペットボトルにも詰める。
その時、何処からか猫の鳴き声。
まるで呼んでいるかのように数度鳴いた。
声の主は日当たりの良い祈願所の軒先で日向ぼっこをしていた。
かなりの高齢なのか、少し風邪気味の彼女は近寄っても逃げず、のんびりと此方の様子を
見ている。
撫ぜるとうっとりと気持ち良さそうな顔をしてくれ、思わず何枚かカメラに収める。
長生きしてね^^

楽しい表情の狛犬たちや軒下に居た龍などに挨拶した後、茶屋に入り甘酒で身体を温める。
暫く会話を楽しみ、此処を去ろうとした時に今度は黒猫と出合う。
吸い込まれそうな淡い翡翠の色をした瞳の持ち主だった。

水口今昔 お誘い目線 訴え(もっと遊んでよ〜〜〜!!) じゃれた後は
「むさし」の天麩羅うどん
海老入天麩羅の形が面白い^^
満たせしもの 空の青と実りの黄金
昼食を何にしよう?と話しながら下ると料亭の前で又、猫と出合う。
今日は本当によく猫と遭遇する日だ^^

目が合うと「遊んで行け」と言わんばかりに、近付いて来た。
撫で撫でなで・・・・・写真を撮ろうとカメラを構える暇もくれない(笑)
「もっと遊んでよ〜!!」と訴えつつ、身重の彼女は足元でクルリんと回転。
嬉しいのだが空腹には勝てず、ご満足頂けたか不明だがある程度で移動。
春には元気な子猫と共に散歩でもしているかもしれない^^

来る際に目に付いた井戸や公園の金色の実が生っている木々を写し、のんびりと昼食の場へ。
お結びで知られる『むさし』にて、今回はうどんを頂く。
以前、友人が土産に持たせてくれた此処のお結びと紫蘇茶がとてもおいしかった。
寒い日、電車の中で食べたあの味は楽しい思い出の一つ。

不動院・参門 時忘れ 不動院・本堂 小さな飛行士たち
垣間見 お狐さん/吽 小春の陽射し お狐さん/阿
山茶花遊歩 不動院・参門 大芝水門 広島は川が多い。
水門も絵になる。
大田川沿いに水鳥の姿を眺めながら進む。
昨年の大雨による増水の為、中州の木々が薙ぎ倒され、鳥たちも少ないらしい。
自転車を停め、双眼鏡で鴨と彼等の付けた足跡を見、思わず微笑む。

景色に見惚れながら水門のある大芝橋を渡る。
景色を写しておくんだったな・・・と後に少し悔やんだ(笑)

アストラムラインの駅のすぐ近くに、不動院は在った。
住宅街に囲まれた空間に静かに存在している。
道一つ挟んで交通量の多い場所に出るだけに、この静けさが新鮮に感じられる。
時を重ねた建物の色合い、手触り。ちょっとだけ気持ちが引き締まる。

色々な由来ある石碑や広島縁の人物の墓石を見たりなどし、暫し散策。
裏手のお稲荷さんや参道を収め、後にした。

憩いの一杯 散策はこれでお終い。
川沿いの冷たい風に吹かれ、少し冷えた身体を休ませる。
温かい珈琲とひんやりsweetsでほっこり一息。

又、散策を楽しもうと約束し、友人に案内の礼を言って
別れた。

思い掛けなく猫たちと出合えた、楽しい寺社巡りだった。
次は何処へ行こうかな。。。
06.如月 壱七日(壱八日記)