(その弐)06.睦月 壱七日訪〜門司港→下関/関門海峡越え
タイムスリップ☆プラットホーム 0哩標 九州北の終着駅 門司港駅舎
輪タク 潤い 終着点 ミニチュア
貴賓室へ 貴賓室へ 帰り水 詰所
降り立つと其処は時間が止まったような古めいたプラットホーム。
一瞬、大正時代にタイムスリップしたのかな?っとキョロキョロ。そして、ゆっくり深呼吸^^
駅員さんもレトロ仕様の制服を身に纏い、一層雰囲気を醸し出す。
彼方此方に惹かれるものがあり、浮かれてしまい中々改札へ進めない(苦笑)
ついつい大正時代に思いを馳せ、一人想像を楽しんで暫く佇んでしまった。

やっとの思いで改札を抜け、駅舎周りをうろうろ。
手水鉢や階段の手摺など、使い込まれよい味を出している。
それらがとても愛おしくて、なでなで。 大切にされているんだね^^
嬉しい気持ちいっぱいのまま、歴史ある門司港駅を出発。

九州鉄道記念館 にちりん 九州鉄道記念館 月光
つばめの歴史 列車の名札 駅長室 駅長室
力持ち! 石炭車 どっしり・・・ どっしり君
蒸気機関車〜黒い英雄 蒸気機関車 蒸気機関車 蒸気機関車
ちと方向を間違い、遠回りしてレンガ造りの九州鉄道記念館へ。
入口にドド〜ンとSLが!・・・これで既にかなり興奮(笑)
様々な車輌の展示を横目で見つつ、先ずは資料館へ。
再現された昔の駅長室や展示物、九州の電車の歴史を見つつ進む。
運転体験コーナーを試してみたり。・・・結果は散々(苦笑)
さすがにミニ電車には乗らず、車両展示場を観覧。
乗ってみたかった特急列車やお馴染の貨物列車...etc。ワクワク♪
チンチン電車の木の温もりを感じる車輌で和み、SLの力強い
フォルムにうっとり^-^ みんな、カッコいいなぁ。。。とにっこり。
・・・ほくほくとした満足感を抱き、街並み散策へ。
チンチン電車 温もり

旧三宜楼周辺 遠見 路地裏喫茶 石垣の小路
すんまっせん! 路地裏喫茶 安らぎ 陽だまりへ
しっぽ追いかけて・・・ 外灯 蔦の家 息遣い
駅で貰ったお散歩マップ片手に山の手の古い石垣やレンガの壁のある小さな路地をうろうろ。
喫茶店を見付けたけれど、残念ながらお休み。貼り紙に思わず、くすりと笑ってしまう。
こういうの、さっぱりとしていて逆に気持ちが良い(笑)

小春陽の下、猫と追いかけっこ。空き地の草花に見惚れ、気の向くまま行くと蔦に絡まれた家を発見。
思わず「うわぁ・・・」と声を出してしまった。トトロか妖怪諸君でも住んでいそうな佇まい^^
傍に寄ると息遣いが聴こえてきそうな程の存在感で、ちょっぴり怖い。
かつては人の賑わいもあったのだろうな...。少し淋しい想いが涌きつつ、その場を後にした。

発祥地 バナナの叩き売り発祥の地を横切り、今度は海沿いへと足を伸ばす。
旧門司三井倶楽部を訪れるも残念ながら改修工事中。
内部を少し見学して「堅パン」を買い、写真は撮らずに移動。
(堅パンも何種類かあったし、改修後の訪問が楽しみだ♪)

好い天気だなぁ〜♪と、うろうろしていると猫の鳴き声。
何処だろう?とキョロキョロ...喫茶店脇から白猫がするりと現れた。
周りの建物を眺めつつ彼女と暫く遊ぶ。
真っ白でほわほわで水色と翡翠の瞳をした綺麗な猫。

程好い休憩になり元気を貰った。遊んでくれてありがとね^^
街角 看板猫 旧大阪商船 水色と翡翠の瞳
おしろねこま ブルーウィング マスコット〜旧門司税関 旧門司税関
華 国際友好記念図書館 踊
青い跳ね橋・ブルーウィングを渡り、旧税関へ入る。
地元高校美術部と一般の方の作品展をやっていたので見学。
門司・門司港周辺を描いた作品の数々を眺めながら、その優しい目線を感じる。
身近なものへの愛着や愛情だろう^^
ほんわかとした気持ちで、此処のマスコットわんこの頭をポンポンと撫ぜた。


出光美術館 出光美術館 見張番 煉瓦の壁
門司電気通信レトロ館 特別ゲスト 空間通話 シンボルツリー:いちいがし
街巡りと共に楽しみにしていた『仙がいさんの動物画展』を見る為に、赤煉瓦の壁横をてくてく歩き、
出光美術館へ。倉庫を利用した天井の高い建物で出光創始者の歴史の展示を閲覧後、美術館へ。
水墨画の柔らかな線で描かれた身近な動物たちや神さんに仏さん、祭りの風景などなど
たまにくすりと笑いつつ、進む。当時の生活の匂いや時事も盛り込まれ、とても楽しい。
ちょっぴり皮肉った詩と絵なぞ見ていると、仙がいさんのユニークで柔軟なお人柄が垣間見える。
日常の些細なことも優しい温かな眼差しで見つめていた和尚さんだったんだろうな^^

ほくほくとした心持ちで、かつて関門トンネルへと続いていた線路に沿って歩き出す。

消防車を見つけ、ついつい脇道に逸れて大通り沿いを行き、真っ赤な電話BOXを発見^^
門司電気通信レトロ館に入り、暫し懐かしのダイヤル式電話で遊ぶ。
「ジーコ・ルゥー・ジーコ・ルゥー」...実家にあった黒電話と同じ音。
幼い頃、誰に掛ける訳ではないが、ダイヤルを回してよく遊んだっけ。
やり過ぎて目を回したことが何度かあった(苦笑)
・・・懐かしいやら情けないやら、そんなことを思い出しながら見学。
丁度、空飛ぶヒーロー展開催期でその特別ゲストと会う事ができた。
残念ながら展示はお休みの日。でも大満足♪

線路は続くよ・・・ しおかぜの路へ チャージ中。 しおかぜの路にて
しおかぜの路にて ノーフォーク広場 和布刈観潮公園にて 和布刈観潮公園にて
観潮遊歩道より 観潮遊歩道より 観潮遊歩道より 関門大橋〜夕景
先程の線路まで戻り、それに沿ったしおさいの路を歩く。
夕焼けがさぞかし綺麗だろうな、と思いながら行き、線路の途切れる地点まで進んだ。
探検してみたくなるようなトンネルへと線路は続いていた。
中がどんな風になっているのか想像しつつ、一枚パチリ。

明るい内に下関まで渡ってしまうつもりだったが、雲が晴れ夕陽を望めそうなので引き返すことにした。
しおさいの路で少し強い潮風吹く中、堅パンを齧りながら暮れ始めた海を眺める。
視界を遮る物が何も無い海にそろりそろりと沈んで行く夕陽。・・・何て贅沢だろう^^
刻々と変わり行く姿を追い掛け、ノンフォーク広場→和布刈観潮公園→観潮遊歩道と移動し
日没前に関門大橋の袂まで行く事ができた。近くで見るとやはり大きく立派で美しい。
夕暮れと大橋に溜息を吐いて、人道入口を目指す。

トンネル入口 段々と暗さを増して行く薄闇の中、目印のバス停を探して進み
心細くなりかけた頃にトンネル入口の看板を発見して一安心。

エレベーターで地下へと下りる。
二輪車や自転車は渡った先で料金を支払うシステムらしい。
出発! 海底の境界線 徒歩13分 もうすぐ到着^^
数分後、トンネルに到着。改めて海の底なんだなぁ・・・と感動しつつ歩き出す。
距離的に丁度良いのか、陸上部らしき学生たちやウォーキングを楽しんでいる人が目立つ。
平日のこんな時間に観光で歩き回っている此方の方が珍しいのかもしれない(笑)
そんな面々を横目に足元の表示を撮ったりしながら、のんびりと歩く。
県境を越える時、嬉しくてにまにま。今回の目的達成〜!!
「やったぜ!」と心中でガッツポーズをし、下関へと進んだ。

補給物資(笑 隧道 関門大橋〜夜景 舟だまり
無事渡り切り、エレベーターで地上に戻る。
それにしても...まともに食事を摂らずに歩き続けたので、ここいらで少し小休止。
並ぶ自販機を見て回り、血肉になりそうな物を選び購入。
近頃はこんなものまで自販機で売られているのかと、ちと感心してしまう。
この近くに夜景を楽しめる公園があると地図で見付けたが、体力的に厳しそうだったので今回は断念。
気合を入れ直し、海沿いに唐戸の港を目指す。

昼間であれば壇之浦の合戦跡を臨める公園を通り、夜の大橋をカメラに収める。
対岸に歩いて来た地点の明かりが見え、結構な距離を来たものだと改めて思う。
舟だまりでくゆりと鳴く舟声を聴き、ライトアップされた赤間神社の前を通り過ぎ、
気付けば唐戸市場へと通じる桟橋の上を歩いていた。・・・ほっと一息。
唐戸カモンワーフ 踏破達成記念 連絡船 片道切符
illumination 街灯り 旅の締めくくりに下関から
絵葉書を出した。
港前郵便局
唐戸カモンワーフのテラスで夜景を眺めつつ、海峡ビールと河豚の唐揚げで乾杯!
渡し船の時間に間に合うよう、葉書に旅の思い出を認める。
道向かいにあるレンガ造りの郵便局のポストに投函し、船に乗り込む。
5分の船旅は呆気無かったけれど、波間に遠ざかって行く唐戸と近付いて来る門司港のそれぞれの
明かりは忘れられないものとなった。


到着した港から街の灯りに照らされて、駅へと歩く。
駅前の噴水が上がっていたら、更に幻想的な光景であっただろう。
ふら〜りふわふわと半分夢見心地で改札を潜り、帰りの電車で転寝しながら帰路に着いた。

(06.皐月記)