京都:カフェ巡りと学生時代を懐かしんだ旅〜06.睦月 弐九日−参拾日訪
気付の一杯? 反対路線 韋駄天列車 待機中。
専門学校時代の同窓会に出席する為、実に約一年振りで京都を訪れた。
毎年やるこの会、昨年はボクの入籍祝&歓送会を兼ねて済ませた感じになったから、
今回はとても楽しみで嬉しくて...前夜まともに眠れぬままの出発となった(苦笑)
滅多に行ける土地でもなくなったので、予定を大幅に繰り上げて7時台の“のぞみ”に乗る。
流石に車中で少しでも睡眠を取らなきゃ...と軽い朝食と共にアルコールも購入。
近頃は缶入りのワインまで売られているのか!と、ちと驚く。

結局、軽く転寝した位で京都に到着。無茶苦茶早い(笑)
好い天気に感謝し、列車や可愛いワゴンをカメラに収めつつプラットホームを暫くウロウロ。
バス乗場方面へと移動を始めると、ホームで賑やかに写真を撮っている女性の一団と擦れ違う。
自分と同じ様に同窓会か何かかな?と寝惚けた頭で考えながらよく見ると、TVで拝見した顔が・・・。
俳優の真矢みきさんが記念撮影を頼まれている現場だったらしい(笑)
凛として、百合のように白い肌とすらっとして背筋のピンと伸びた美しい女性だった^^

夢売りワゴン イノダコーヒー/駅地下店 目覚めの一杯。 目覚めの一杯
駅前のシンボル 守りましょう・・・ 路肩駐車 元気ィ〜?
寝惚けたままでは勿体無い上天気なので、地下のイノダコーヒーで目覚めの一杯を頂く。
ここで京都に遊びに来た友人と待ち合わせした事が懐かしく思い出される。
あの頃はもう少し薄暗い感じで、入るのを一瞬躊躇った記憶が蘇る。
もう十年近くも前の事だから、変わらない方がおかしいのかもしれない。
・・・そんな事をつらつらと考えながら熱い一杯を飲み干し、バス停へと移動する。

久々に見る駅前の風景。青空に白い京都タワーがよく映える。
絶好の行楽日和。バスに乗り合わせる人もやっぱり多く、軽い混雑。
それでも今迄乗った事の無い路線だから、風景も新鮮で中々楽しい^^
路肩に停めてある人力車や大鳥居など、京都に居るんだなぁ♪と改めて実感したりして(笑)
うきうきとしたまま、目的地近くのバス停に到着。地図を頼りに歩き出す。

目印地蔵さん しあわせ日和 こっちです。 見上げれば
夫婦猿 蛙の楽師たち うんしょ! あっち
こちら側から行く時の目印は「お地蔵さん」の祠。
閑静な住宅街を行き、地図にあった店舗を過ぎ、進むと遠くに小さな祠が見える。
あれかな?と近付き、キョロキョロと辺りを見回すとお店の看板を発見♪
進む先が分かったのでお地蔵さんに挨拶して、数枚収めさせて貰う。
白塗りの何とも憎めないお顔のお地蔵さんたちだ^^
行って来ます!と声を掛け、出発。
こらしょ! 泡群 泡綿 春待包
そっち うんとこせ・・・ ちょっと、ひと休み。 もう一息!
緩やかな階段と坂道が続く、昔ながらの佇まいの中を歩く。
垣根越しに伸びた木々や草花、軒先に並んでいるものたちと挨拶を交わし、
青空を仰ぎつつのんびりと歩く。
ひょっこりひょっこりと行き先指示の札が現れ、案内してくれる。
爽快な風をありがたく感じ始めた頃、森に囲まれたお店の入口に到着した。

隠れ家入口 ほっと、ひと息。 木漏れ日の小径 茂庵
茂庵 ピタパンサンドのおいしいランチ 茂庵 after tea 〜柚子茶
茂庵 茂庵 茂庵 茂庵
まさに隠れ家。森の木漏れ日の中に伸びる小径を深呼吸しながら歩く。
呼吸が整い、晴れやかな気分になった頃、お店「茂庵」の暖簾が見えて来た。
開店前だというのに、既に列ができている。来る途中にお見掛けした顔もちらほら。
この空間を楽しみに来ている者同士だから、目が合うと自然と微笑んでしまう。

余り待たされる事無く、窓際の席に座る。
お隣には先程知り合った女性が座り、待つ間に話をしたり景色を楽しんだりして過ごす。
森の緑と木の温かな家具に囲まれて、ぼぉ〜んやり・・・こちらまで透けてしまいそう。ほっこり^^
注文したのはピタパンサンドのセット。あっさりとしていて、とてもおいしい。
同じセットだったので、お互いの選んだ具材の話で一時盛り上がり、楽しいランチタイムとなった。
庭先 吉田山散策 吉田山散策 吉田山散策
庭先 「楽しいひと時をありがとう」と互いに礼を言い、先を急ぐ彼女は一足先に店を出た。
昼の楽しみは此処と宿の近所だけにしていたので、のんびりと山を散策しながら
バス停へと下る。
御池通り迄バスで移動し、寺町通りを知り合いのギャラリーに顔を出したり、
面白そうな店に入ったりしながら四条辺り迄下り、再び宿の前までバスで移動。
一日乗り放題のカードがとても役に立つ。

少し早めにチェックインを済ませ、荷の整理をして軽く仮眠を取る。
テンピュールの寝具だから気持ちよく眠りに誘われ、すっきりと目覚める。
開始まで少し時間があったので、近くのカフェを訪ねてみることにし、宿を出る。

喫茶&ギャラリーmizuca 喫茶&ギャラリーmizuca 喫茶&ギャラリーmizuca 喫茶&ギャラリーmizuca
喫茶&ギャラリーmizuca 喫茶&ギャラリーmizuca 喫茶&ギャラリーmizuca 喫茶&ギャラリーmizuca
とあるサイトさんで紹介され、気になっていた喫茶mizuca。
宿の近くのようなので、辺りを散策しながら探す。
ここかな?と思ったビルの前を一度素通りし、辺りをグルグルと歩いて回った末にやっと看板に気付く。
...素直に自分の勘を信じれば良かったナ(苦笑)

3Fのギャラリーへ先にお邪魔した後、2Fの喫茶へ。
出展の方々が集まっているのか、ちょっと賑やかな店内を柔らかな電燈の明かりがほんわりと照らす。
窓際の席に座り珈琲を注文し、暮れて行く町と流れる車のライトを眺めて楽しむ。
・・・お気に入りの大切なものをしまってある宝石箱のような可愛いお店^^
         たまに開けてみて、うっとりするようなそんな感じ。・・・
小っちゃなおやつ付が嬉しい一杯を頂きながら、とても居心地の良いひとときを過ごす。

時間が来たので、バタバタと退席。
今日はおとっときのカフェがふたつも増えた^^

夜の町〜Bar 夜の町〜揺木 夜の町〜鴨川夜景 夜の町〜幻色灯
楽しい宴の後、酔い覚ましに宿まで歩いて帰ることにした。
「運動になるから」と幸せ詰まった大きなお腹の友人も共に隣駅まで。

涼しい夜風に吹かれつつ、会わぬ間の互いの近況やその他諸々の話を
しながら高瀬川沿いをゆるりと進む。
この辺りは昔から続くお店が多いらしく、薄明かりの店構えに風情が
漂っている。
友人を無事駅まで送り届けた後、少しだけ戻り、夜の気配を楽しんだ。
夜の町〜店明かり

しっとりと・・・ 憧れの喫茶店 静かなる激 鴨川にて
翌朝目覚めると、外は雨だった。
荷物を軽くする為、置いて来たのが仇となる。...読みが外れたナ(苦笑)
午后から滋賀の友人を訪ねることにしていたので、身支度を済ませ宿を出る。
学生時代からずっと憧れ、未だに入った事の無い喫茶店を「次回のお楽しみ」とカメラに収めるに止め、
小雨降る鴨川河川敷を歩く。
四条→五条間は岸沿いに草が生えており、小型の水鳥が多く、目を楽しませてくれる。
写真を撮ろうと近付くと逃げるが、脇を歩いている分にはかなり近くで観察できる。
逃げないでおくれ〜と、素知らぬ振りをしながら数枚パチリ。近所の鴨よりガードが固い(笑)
五条→七条間はそれがなく、水深も深めなのか、大型の水鳥が川中央で狩りをする姿が見られる。
川面に映る様がとても美しく、濡れながら暫し見惚れる。

思い出の町 思い出の町〜喫茶 思い出の町〜喫茶 思い出の町〜パン屋
思い出の町〜甘味処 京都を訪れたら、是非とも足を運びたかった場所・・・学生時代の二年間を過ごした
界隈をのんびりと歩く。
たまの贅沢にと入っていた喫茶店。
当時と同じ店主ご夫妻が今も現役で元気に切盛りされていて、嬉しさ一入。
ホットドッグセットを頼み、懐かしい味に舌鼓を打つ。
よく通ったパン屋さんで帰り用のパンを買い、バイトしていた弁当屋さんを少しだけ
覗いて繁盛振りを確かめ、甘味処の和菓子屋さんで相棒への土産に町の名をした最中や
ぜんざいを買い求めた。
・・・あの頃にストンっ!と放り込まれたような錯覚に襲われそうな程、変わっていない。
大きな楠のあるボクの大好きな町。これからもこのままな気がする^^

流れる時間の中で、変わるもの変わらぬもの、その両方に会えたちょっと貴重な旅となった。
離れてみると解る魅力もあるのだと、思い出詰まった京を離れた。
(06.皐月記)