[18切符の旅]徳山:動物園で過ごす途中下車の旅〜06.弥生 壱七日訪
雨桜の詩 鈴椿 蓮根畑 射光
大島大橋 昨日荷送した際、間抜けな事に住処の鍵も一緒に梱包してしまったので、出勤する
相棒と共に七時に家を出ることにした。
駅まで徒歩で30分弱。雨上がりのきれいな青空を見上げ、澄んだ空気を吸って深呼吸。
電車の到着までゆとりを持っての楽しい散策。
濡れた路面を飾る早咲きの桜の花弁や、雨露を滴らせ群れ咲いている椿にうっとり。
とても上質な朝のひとときを堪能し、電車に乗る。

いつもなら眠ってしまう車中だが、晴れ空が嬉しくてずっと景色を見て過ごした。
南岩国の蓮根畑に映る空、真っ青な海と空の間に架かる浅葱色の橋、風に揺れる菜の花
の群れ...etc。目に映るすべてが眩しくて、思わず目を細めた。
バス停前 緋衣草の町 さえずり んあんぐぁ〜!
階段上ると ^-^ 改札を抜け、先ずは珈琲ショップで一服。ロッカーに要らぬ荷物を預け、いざ出発!
目的地は周南市徳山動物園。駅からは2km程の距離らしい。
好い天気だなぁ〜とてぽてぽ行くと、可愛らしい群を見付けた。
通りにある小さな駐輪スペースの番人らしい。
楽しげな囀りが聴こえて来そうな姿をカメラに収め、ほくほくと進む。

足元のたんぽぽや電灯を抱く木などを見つつのんびりと行き、大通りを渡ると
一軒のギャラリーを見付けた。
展示内容と店名「三匹の猫」に惹かれ、赤煉瓦の階段を上ってお邪魔する。
『福島菊次郎 彫金と写真展』を鑑賞。
・・・何処かで見た憶えが・・・以前、京都のギャラリーから貰った案内状にあった方だ!
何て偶然だろうと思いつつ、50年前に撮影された鍋鶴の飛来地・周南市八代の農村
風景に見入る。和装と洋装の入り雑じる村人たちの姿に時代を感じる。
ヒトと鶴との距離が程好いものであった頃の写真群は、とても温かだった。
飛来地は現在どうなっているのだろう?(後日調べてみることにする)

彫金作品は昆虫や花を題材にしたものが多く、思わず見惚れてしまうものばかり。
蟷螂が殊に美しく、溜息を漏らしつつ長いこと見詰めてしまった(笑)
草叢の中や枝の上、そんな身近な所にある息遣いを見ているような作品だった。

。。。嬉しい出逢いに感謝し、ほわほわと軽く浮かれたままギャラリーを出る。
動物園が近い証拠にこんなものを見付け、燥ぎつつ道向うの彼(彼女?)を写した。
ギャラリー「三匹の猫」

柊南天 やりとり@ 連翹 やりとりA
またね〜♪ のきのき♪ 陽の光、風の香。 木立に潜む者
水辺の彼女 水遊び(ちべたぃ!) はむはむ・・・
微睡@ 素敵な項
微睡A 木陰 ひと遊びの後。 陽溜まり
円らな瞳 もぞもそ。。。 羽繕い 微睡B
何じゃぃ・・・ 勇姿〜ハリスホーク pumpish☆ 和み〜mu-!
マルミミゾウのマリさん ちらり。 日が暮れて 周南市徳山動物園
アライグマ団子 ぽかぽか陽気の昼下がり。
皆、気持ち良さそうに微睡み夢見心地。
見ている側までほんわほわと心地良く、欠伸
ばかりしていた。昼寝にはほんに最適な一日。
閉園30分前にもう一度園内を回ってみると
夜行性の者たちは打って変わり、活き活き☆
そわそわ★と動き回っていた(笑)

遠足に来ていた幼稚園の一団が賑やかで
傍を通ると子どもたちの会話などが聞こえ
それもなかなか楽しかった。
(動物に対する感想とかね^^)

久し振りの動物園を思う存分楽しんだ♪
見返り美人

動物園であった事、知った事
@桃色ペリカンがとても綺麗だったので、金網越しに携帯電話のカメラで写して
いたら近付き過ぎたらしく威嚇された(汗)
・・・写真を沢山撮り過ぎてデジカメのバッテリーが切れてしまい、携帯のを代用して
いたのだ(苦笑)
初めは離れただけだったのだが、しつこく後を追っていると睨まれ、バサバサと翼を
広げ喝を入れられた。・・・ゴメンね、悪気は無かったんだよ。
でも夢中になり過ぎたね...次からは撮られる方の気持ちをもっと考えて写すように
します、ハイ^^;;(反省)

A童謡『ぞうさん』の作詞をしたまど・みちおさんが、徳山の出身だということ。
マルミミゾウのマリさんの前には、彼女をモデルに書いた詩碑あった。
丁度、その前に居てくれたので、一枚パチリ!。。。やっぱり象さんっていいなぁ♪
駅前商店街に、お座りをした象さんの乗った童謡『ぞうさん』の詩碑がある。
ちんまりと可愛らしいもので、町並みに溶け込んでいた。

怒りの一喝。
いい加減にしろ!
といたくお怒りの
ペリカン氏。

園内にて〜肉うどん マリさんと詩碑 瀬戸内の詰め合せ♪ 徳山土産
銀色の魔法使い・・・? ぞ〜うさん〜♪ 瀬戸内の詰め合せ♪ 徳山土産〜豌豆せんべい
昼食を肉うどんだけと軽めに済ませたので、駅弁でも買おう♪と考えつつ夕陽に染まる動物園を後にする。
日中暖かだった陽が落ちると、風が急に冷たく感じられ上着を羽織る。
帰り道で出会った魔法使いみたいな猫をカメラに収め、象さんを撫でて駅前商店街へと入る。
夕飯時の買い物はそろそろ終る頃で、ちと淋しくなったおかずの中から飛魚の天麩羅を買った。
「動物園煎餅」の看板に惹かれ入ったお店にて、豌豆入りの煎餅を土産に求め、駅へと向う。
(看板商品はバラが売り切れだったので、買わなかった。どんな煎餅なのか今でも気になっている。)

駅弁屋さんを探して新幹線口まで行き、お薦めを尋ね、「周南の瀬戸風味」なる弁当を買ってみた。
ちょっと洒落たパッケージ。売店で見付け、ついつい買ってしまったご当地物のカクテルと共に頂く。
すだちとレモン入のカルピスフィーズ・・・酸味が程好く効いていて、さっぱりと飲める。
カルピスのお酒なので甘いけど、疲れてる時には癒してくれそうな味。
お弁当の方は、瀬戸内の山海のものがぎっしり詰まっている、とっても贅沢なものだった。
このお値段(\840也)でこんな贅沢、いいのかしらん?・・・と思ってしまう程(笑)
一口一口味わいながら、楽しくおいしく頂いた。(飛魚もうまかった♪)

落日 15分程停車していた新山口を発車し、暮れ行く中を下関に向け走る。

車窓から見た陽の名残りがとても美しく、見惚れながら最後に一枚
今日の思い出の締め括りとして収めた。

天気に恵まれ、とても楽しい一日となったことをお天道さんに感謝
しつつ、夜へと変わり行く世界を見ていた。
(06.皐月記)