[18切符の旅]山口/湯田温泉:白狐祭りと黒い貴婦人〜06.卯月 九日訪
山口線 湯田温泉駅 おいでませぇ^^ 白狐の温泉町
ねぇ、母ちゃん・・・ 広島へただ帰るだけなのは勿体無い気がして、立ち寄りするのに面白そうな場所は
ないかと探し見付けたのが、山口・湯田温泉の白狐祭り。
温泉を発見したという言い伝えの白狐に因んだお祭りらしく、前夜には松明行列が
行われ、なかなかに楽しそう^^ 翌日もパレードなぞがあるらしい。

これは行ってみねば!と、わくわくしながら荷物を纏め、翌朝9時前に故郷を出発。
小倉→門司→下関→新山口と乗換え、13時少し前に到着。
鄙びたホームに降り立ち、改札を抜けると柔和な顔した大きな白狐さんがお出迎え。
「こんにちわぁ〜^-^」と挨拶をして、祭り会場へとてぽてぽ歩く。
かくれんぼ 白狐パレード 招き狐〜酒屋 山口提灯祭り
良いお湯ですね♪ 祭りの飾り付きの荒縄を目印に進む途中、カラフルで可愛いマンホールの蓋に気付き
思わずパチリ! 皆同じかと思っていると少しずつ絵柄が異なり面白い^^

そうこうする内に賑やかな声が聴こえて来た。
足湯のある公園は屋台で埋まり、沢山の人が楽しんでいる様子。こちらまでウキウキ♪
メイン通りでパレードが始まっているようなので、狐の親子像を写してそちらへ移動。
地元での様々な活動を紹介するパレードでもあるようで、こんな面白いショットが
撮れた。(火男氏がコミカルな動きでなかなか良い味を出していた^^)
よさこい踊りを幾つか見た後、観光案内所にてmapを貰い、付近の散策に出掛けた。
中原中也記念館 中原中也記念館 中原中也記念館 中原中也記念館にて
落書き横丁の足湯 地図を頼りに先ずは中原中也記念館へ。
・・・中原中也氏が山口の出身だとは知らなかった。
授業や雑誌で慣れ親しんだ詩の数々に、懐かしい顔に会ったような気持ちになる。
じっくりと彼の作品に触れ、澄んだ魂の持ち主だったのだと改めて感じさせられた。
ここのトイレでこんなペーパーを発見。包装がちょっと可愛いので一枚パチリ(笑)
詩の世界に暫く浸ったままぼんやりと歩き、店先の招き狐に挨拶して近所の酒屋に
入り、ちと悩んで中也ビールを一本だけ買った。

次に狐の像巡りをすることにし、地図で確認しつつ歩く。
温泉に浸かっていたり、かくれんぼしていたりと色んな表情の狐たちとご対面。
のんびりとした様子が可愛く、和ませてくれた。

そろそろ帰りを考えて移動を始め、その途中で外郎のお店に入る。
先客が居たのでその間に試食をしつつ品選び。
店番のおばあちゃんの応対が面白く可愛らしくて、先客と共にちと笑ってしまった^^
外郎五種と夏みかんの菓子(おまけ参照)を求め、ほくほくしながら足湯へ。

祭りの片付けが始まった商店街を行き、煉瓦敷きの通りにある足湯に到着。
浸かり始めはかな〜り熱かったが段々と慣れ、歩き回った足の疲れがほわほわと
湯気と共に和らいで行った。20分後、クッキリと色の分かれた足を見て苦笑い。
あぁ、極楽極楽(笑) 温泉はやっぱり気持ちよい。

足元の落書きを見つつ笑いつ、元気な足取りで駅へと向った。
落書き横丁

貴婦人の入場 車窓から
SLやまぐち号
SLやまぐち号 SLやまぐち号 SLやまぐち号
名残り 現在・過去・未来 SLやまぐち号
まだ空席があるかな・・・と思いながら、窓口で訊ねてみる。
嬉しいことに乗れる事になった!...とは言え、一区間だけの汽車の旅(笑)
待合室で時間まで荷物の整理をし、ワクワクして到着を待つ。
ホームに入り暫し待つと、遠くから汽笛聴こえ、続いて吹き上げる煙が見えて来た。
動いている蒸気機関車を見るのはこれが初めてで、かなり興奮しつつカメラに収める。
車両に乗り込み、自分の座席を探して最後部の車両まで移動。
それぞれの時代毎の内装を施した三つの客車で、目を楽しませてくれた。

座席周りは大賑わい。お疲れ気味の方々もちらほら。
最後尾の展望室で景色を楽しもうと移動したが、車内を走り回っている子どもの一団が
賑やか過ぎて、余り落ち着けず仕舞だった(苦笑)
乗り換えの時間を気にしつつ、興奮冷めやらぬまま新山口駅のホームでも撮影。
別のホームに移動したSLを暫く目で追い掛けたり、駅の風景を楽しんだりした後、
帰り方向の電車に乗り込んだ。

[後日談]
『小郡』が『新山口』に変わっている事に、写真を整理していて気が付いた。
時刻表で幾ら探しても見付からなかった筈だ(苦笑) 
鈍行列車の旅で聞き慣れていた駅名が変わるとやっぱり淋しい。

興奮の後に 車窓から夕陽を眺めつつ、遅めの昼食を取る。
SLに乗れるとは思ってもいなかったので、相当に興奮して
しまったようだ。
気が付けば、本を片手に船を漕いでばかりの帰り路だった。

又、あの美しい姿に会えると良いな♪
(06.皐月記)

(おまけ)湯田温泉土産いろいろ
山口外郎 晩酌のお供 夏みかん菓子 中也ビール『渓流』
(左と中左)あちこちに外郎のお店があり、気になったので買ってみた。
をぐら・こしあん・抹茶・夏みかん・ラムレーズンの五種。
買ったその日に食べるならバラ売りのものあるのでそちらがお薦め。
あっさりとした甘さなので、日本酒との相性も良いみたい^^
ラムレーズンはほんのりとラム酒香る大人向け。軽く酔うかも(笑)

(中右)同じお店の夏みかん菓子(お徳用袋)
夏みかんの苦甘さがちゃんと生きている一品。
食べ出すと止まらない(汗) ボクはかなりのお気に入り♪

(右)山口の地麦酒:中也ビール『渓流
(たにがわ)
三種の風味有り。中也氏の詩が使われているラベルがお洒落。
今回は手荷物が多かったので「ヴァイツェン」を1本だけ購入。
フルーティな香りと柔らかな苦味で、口当たりが優しくおいしかった^^
次回は他の二種を買ってみよう♪