[青春18切符の旅] 島根/津和野 : 絵本作家の故郷訪ねて(上) 〜07.卯月 九日
青いろいろ
故郷から京都へ上京する前に、友人たちと旅を計画していた町。
故有って、その計画は流れてしまったのだけれど...そんな事もあり
心の何処かでずっと訪れてみたいと考えていたのだと思う。

今回、下調べの際に津和野が島根県なのだと初めて知った。
ずっと山口県だと思っていたのだ...嗚呼、勘違い(笑)

さて、当日は八時近くの電車とのんびりとした出発。
天候はもう嬉しくて顔も綻ぶ、きれいな青空!
車窓からの景色を楽しみながら電車に揺られ、心弾む旅路♪
山口駅 ミニサイズ 駅前交番 駅前通り
携帯サービスの乗り換え案内が示したコースであれば、新山口で暫しの待合い。
でも目の前の電車に乗っても、終点の山口駅を少しぷらつくことが出来そう。
・・・そんな誘惑に負けて、その列車に乗り換えた。
昨春訪れた湯田温泉の白狐に手を降って、車窓からの麗かな景色を眺めてと
楽しんでいる間に山口へ到着。
乗換え列車が出るまで約一時間。さて、どうしよう?
駅横の観光案内所にて面白そうなものは無いかと情報を仕入れ、近場に発見^^
歩いても15分程とのことなので、少し汗ばむ陽気の下を目的の商店街までぷらぷらら。


可愛い雑貨店や洋服屋、陳列ケースが興味をそそる肉屋や菓子屋、楽しそうな輸入玩具屋
・・・商店街に辿り着くまでに興味を引くお店が数多で困ってしまう(笑)
一先ず、最初の目的を果たしてからと進み、その面白いものを見物に。
駅前通り UFO !? 異国情緒 中心商店街アーケード
櫻の頃
・・・何じゃ、こりゃ!? 商店街のアーケードにUFOが嵌り込んでる!?
キラキラとお天道さんに反射して、なかなかに綺麗だ^^
カメラに収め、商店街も少しだけウロウロ。
薄暗い光の加減もあり、まるで聖堂の回廊を歩いているよう。
ステンドグラスが静かに煌き、ちょっとヨーロッパ気分。
・・・でも此処は買い物客で賑わう商店街。ギャップが堪らなくイィ!
生活に溶け込みしっくりと来るその雰囲気に、思わず笑んでしまった。

そろそろ時間が迫って来たので折り返して・・・駅の中をぷらぷら。
車輌と桜のツーショットを見付けて、ハイチーズ!
いっとうの贅沢 春の車窓 線路は続く〜よ・・・♪
二両編成の電車に乗り、津和野へ。
心地良い揺れ、気持ちよい青空、車窓に広がる
春の景色。トンネルを抜けるのも楽しくて、前へ
後ろへと車内を行ったり来たりしていた。
田舎の寂れた駅の風情がぽかぽか陽気と相俟って
ボクを魅了する(笑)
そうこうする内に目的地へ到着。それだけでも
嬉しくて、暫しウロウロ・・・。
ホーム@ ホームA
ホームB
ホームから改札口へ行くまでで既にちょっと興奮気味(笑)
駅の記念スタンプを手帳に押して、観光案内mapを貰い、いざ出発!
先ずは駅周辺をウロウロ。
こんもりとした山を背に建つ駅舎は、昔噺に出て来そうな佇まい。
...何か長閑で好いなぁ♪
地図を見ずに歩を進めると近くに機関車を発見!
山と小さな駅と機関車・・・何て絵になるんだろう♪・・・と一人悦に
入りながらパチリ!
土日祝だと実際に機関車-SLやまぐち号-に乗って此処まで来れる。
今回は都合が会わず断念したけれど、いつかはこのルートを機関車で
旅してみたい。
津和野 津和野駅 昔馴染み
安野光雅美術館
今回の旅で一番足を運びたかったのが
安野光雅美術館。
駅の真前にあったので迷わず入館。
酒蔵をイメージして造られた白壁の建物は天井が
高く、開放感があり、とても気持ち良い。
プラネタリウム上映まで時間が有るので、館内を
少しぷらぷら。
プラネタリウムは客人二人だけの貸切状態。
津和野の星空を見上げながら、寝不足の為に
ついついウトウト・・・。
“あ”は安野の「あ」
エントランス 学び舎 学び舎 アトリエへ
木造校舎の小学校を再現した1Fと安野氏のアトリエを再現した2F。
こんな建物で学んだことは無いけれど、何故だかとても懐かしい。
学習棟 学習棟 光のアトリエ
学習棟
窓から射し込む陽光の優しさや風に揺らめき光る朧影、木の温もりに
何だかにこにこしてしまう。
誰も居ない教室に入り、椅子に腰掛けて、暫しぼんやり。
目を瞑ると子どもたちの賑やかな声や駆け回る音が聴こえて来そうだ。

本館に戻り、沢山の作品を鑑賞。
一つひとつに描いた時の土地の様子や作者の気持ちなどが添えてあり、
どれも興味深くて、じっくりと読みながらその絵の世界を楽しむ。
...気付けば入館から3時間弱。
shopで沢山の本に目移りしてしたけれど、これより町歩きだからと
自分用のお土産は津和野を描いた絵葉書だけにした。
駅前交番/鷺マーク 日熊食堂
↑ふと笑んでしまった店名。何かカワイイ。
津和野の町
美術館を後にして、いざ町中散策へ出発!
...とは言え既に15時を回っている。一先ず駅まで戻り、起点を決めることにした。

鯉の米屋なる気になるものがあり、最初に其処を目指して歩き出してみる。

看板を写して、白壁とオレンジ色の瓦屋根と木造家屋の町並みの中をぷらぷらら。
郵便局のミニスペースでやっていた桜色の個展にお邪魔する。
津和野在住の作家さんが紡ぐ、気持ちの和む言葉たちにほっこり。
始まったばかりの町歩きを楽しくしてくれる、そんな個展だった。

壁絵の可愛いお宿 鯉の米屋 春のことば 調和
町角@ 茜色 やんちゃ坊主@ 町角B
水の流れる音が心地良くて、ちょっと裏道へ逸れてみる。津和野川だ!
少しだけ川沿いに進んで、戻りは路地をあっちゃこっちゃとウロウロ。
町角A やんちゃ坊主A 足元の春
途中、可愛い柴犬と出会い、暫く遊んで貰った♪ 遊んで〜〜〜!!攻撃受けました(嬉)
正面から写そうとすると何故か“ぶちゃいく”な顔・・・(笑)
まだまだ若くやんちゃで、ハンサムな男の子(ワンコ)でありました。。。。ほんに可愛かったなぁ♪
華泉酒造 酒蔵ギャラリー 苗屋の雑貨店 佇まい
訪れた時期は丁度、濁り酒の時期で三軒有る造り酒屋へいそいそと
向った。三軒三様・・・それぞれで試飲して、ご機嫌気分で町歩き。
本町通り界隈 苗屋の雑貨店
↑雑貨も扱う苗屋さん・・・ちと不思議。でも素敵^-^
橋本本店 ↓造り酒屋以外にも魅力的なお店数多の本町通り
本町通り界隈
古橋酒造
カトリック教会
造り酒屋の続いた本町通りを抜け、割り堀に鯉の泳ぐ殿町通りへ。
素敵な喫茶店もあったけれど、時遅く既に閉店していてちと残念。
通りを挟んだ角っこに桜が見事に咲いていて、吸い寄せられるように
てぽてぽてぽ。
フェンス越しにあんぐりと口を開けた長閑な顔をしたライオンの遊具が
見えたから、どうやら保育園or幼稚園らしい。
可愛いねぃ^-^と思いつつ歩いて、敷地内に教会を見付けた。
その美しさに思わず立ち止まり、暫し見惚れてしまった。
白壁のカフェ ライオンと桜 殿町通り界隈
うぅ〜む・・・。
じっくりと寄ってみたい場所が山盛りじゃないかっ!!(笑)
今回は美術館を訪れることを第一目的にしていたから、仕方の無い
事ではあるけれど、やっぱりちょっと口惜しい。
割り堀と鯉 次に訪れた際は自転車で巡ってみるのも良いな...なんて先の事を
考えながら振返り、夕陽に染まり始めた町並みを眺め、ひと呼吸。
殿町通り界隈
↑観光客も疎らになった夕刻の殿町は少し淋しげ
殿町通り界隈
↓人は何故、割り堀の鯉に見入るのだろう?(笑)
藩校養老館
鷺の舞
... 津和野編【下】へ続く...