[青春18切符の旅] 島根/津和野 : 絵本作家の故郷訪ねて(下) 〜07.卯月 九日
津和野川夕景
殿町通りを抜け行き着いた先には、菜の花と桜の咲き誇る津和野大橋からの眺め。
薄っすらと夕陽に染まり、何とも優しい色合いの景色にちと時を忘れてぼんやり・・・。
はたと我に返って、次の目的地目指して石の鳥居を潜る。

少し歩いて参道入口の朱の鳥居へ。
案内板にはこの鳥居参道を山頂まで上るのに、所要時間は8分とあった。
さて...どの位で上り切れるだろうか?
濁り酒でずっしりと重くなったリュックを背負い直し、山頂を目指し九十九折の参道を進む。
橋の袂にて 弥栄の狛犬さん 弥栄の狛犬さん 参道入口
朱色回廊 表参道遠望 願い桜
何処まで続いているのだろう・・・? まるで迷宮。
ふと距離感を失ってしまいそうな気持ちになる。
表参道にて
お遣い? 宮守り・阿 太鼓谷稲荷神社
実際にはのんびり上って15分弱程の距離。
部活のトレーニングに使っている学生諸君を
見掛けた位だからそんなに大した距離じゃない(笑)
ただ夕暮れ時の薄暗さが感覚を狂わせる。
太鼓谷のお稲荷さんにご挨拶。
此処は空気が清々しい気がした。
下る途中で三毛猫発見。お稲荷さんのお遣い?
小首を傾げ、まるで見送ってくれてるようだった。
宮守り・吽 太鼓谷稲荷神社
弥栄神社 弥栄神社 お稲荷さんの山
山を下り、そろそろ駅へ向わねば・・・。
時計と睨めっこしながらも稲荷神社迄の道程を
一望出来る場所を探し、ちょことちょこと道草。
春霞でぼんやりとしているけれど、何とか撮れた。

後日知ったが、お稲荷さんから直ぐの弥栄神社は
鷺舞神事が有名な所らしい。
どうりで鷺の絵馬が飾ってあった訳だ・・・(苦笑)
鷺の舞 弥栄神社
行き方、来し方。
渡って来た電車の鉄橋をカメラに収め、時間と地図を確認して再検討。
やっぱりあそこへはどうしても足を運んでおきたい・・・。
旅の終い方はこの想いだけで歩き続けていたように思う。
乗る予定だった車輌を遠目に見ながら線路を渡り、案内板を頼りに足を踏み入れる。
帰路 乙女峠 乙女峠 祈りの場
聖母マリア像
最後にキリシタン殉教の地:乙女峠
を目指し、山の中へ。
陽も暮れ薄暗い中、小川のせせらぎ
を目安に少々勾配のキツイ坂を上る
こと暫し。
ひんやりとした空気の中に凛として
優しく手を差し伸べる聖母マリア像。
その傍にこじんまりとした小さな
教会の姿。
想像よりも遥かにひっそりとした
佇まい。
けれど穢れ無き何かを感じて、ふと
背筋を伸ばしての対面。
。。。発車時刻ギリギリで散々迷った
けれど足を運んで本当に良かった。

後は駅までの道程を土産も買いつつ
バタバタと早足で大汗流しての移動。
電車には無事乗れたけれど、空腹の
限度を超えてヘロヘロ状態だった。
マリア聖堂
津和野到着時、既に12時を回っていたから、先に腹拵えしておくべき
だったと後々つくづく後悔した今回の旅。
調べる中で美味しそうな郷土料理やお菓子があったのになぁ...(苦笑)
唯一、まともに食べた温かい食事と言えば、乗り換え駅:徳山にて
啜った熱々のきつねそば。
五臓六腑に染み渡るとはまさにこの事だなぁ...なんてしみじみ思いつ
歩き疲れた身体に元気をくれたこれに感謝(笑)
はぁ。。。ほんっとにおいしかった。

次回はのんびりと史跡巡りを楽しんで、特産品見学するぞ!
                        (07.水無月記)
幸せの一杯♪
好物とお土産
[おまけ]
散策途中に買ってしまい、ずっと背負って歩いた大好物の濁り酒。
流石に疲れが出て、二日程酷い肩凝りに悩まされた。。。 -_-;
おとっときとしてまだ封を開けず、大切に置いてある。

相棒へのお土産に郷土菓子の源氏巻と羊羹を^-^
和菓子って意外とワインや日本酒にも合うのだ。
。。。ボクだけの好みかもしれませんけど(笑)

ワンカップのラベルは、訪れた前日に行われた流鏑馬神事の図柄。
その土地々々の造り酒屋で求めると、ラベルを手作業で貼っているの
だろうな...と感じさせるものが多く、ほんわかとした気持ちになる。

・・・そう言えば、昨春も18切符で旅した先で濁り酒を買っていた。
それ程、好きってことでしょうね。今更乍らに自覚(笑)

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